【パワポケRのその後】プロペラ団の歴史をわかりやすく解説してみました【正史】

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今回は、プロペラ団のことをまとめて記事にしてみました。

パワポケ1~3はプロペラ団3部作と言われており、プロペラ団が大きく関わるストーリーとなっています。

 

あと少しでパワポケRが発売されますが、こちらには1と2のみ収録されており、3のプロペラ団の末路までは描かれていません。

 


そこで今回はパワポケRのその後、パワポケ3を含めたプロペラ団のことを攻略本やパワポケ大全、Wikiなどを見てまとめてみました。

この記事を読めば、

・1と2によるパワポケRのその後を描いたパワポケ3の正史

・プロペラ団とはどんな組織か

・プロペラ団の正史

がわかるかと思います。

作中では詳しい説明がなかったり、いまいち内容を理解できていないという人もいると思いますのでぜひお読みください。

 

※ここからはパワポケ1~3のネタバレを含みますので未プレイの方や自分でプレイして知りたい方はご注意ください

 

目次

パワポケのおおまかな時系列と正史

プロペラ団の話に入る前にプロペラ団関係者が関わるパワポケ5までのおおまかな時系列をご覧ください。

パワポケ1

パワポケ2:パワポケ1の1年後

パワポケ3&パワポケ4(同時期):パワポケ2の終了直後

パワポケ5:パワポケ3の3年目でプロペラ団が壊滅した直後

 

パワポケ3はどんなストーリーだったか(正史)

パワポケ3は1の主人公が死んで3年後のストーリーとなっています。

甲子園優勝後、気が進まないまま紀香と結婚し、ひょんなことからポックリと死んでしまった主人公。


しかし亀田と唐沢博士の手によってサイボーグとして復活します。

亀田と唐沢博士の結成したネオプロペラ団の一員として、プロペラ団を壊滅させるためにサイボーグとして復活させられた主人公。

 

プロペラ団壊滅の方法とは毎年12月に太平洋の真ん中にある人工の島、プロペラ島で行われるスポーツイベントをめちゃくちゃにして島を沈め資金源を断つというものだった。

 

大会のために亀田が見つけてきた野球チームに所属し、3年かけてプロペラ島の大会に優勝し、プロペラ島を破壊することにも成功。

 

記憶も戻り、すべてを思い出した主人公は亀田を問い詰めると亀田はネオプロペラ団の本当の野望を白状する。

主人公は怒り、亀田のガンダーロボと対決し勝利。

無事人間に戻りプロ野球選手に返り咲くというのがおおまかなストーリーとなっています。

 

ちなみに1の主人公は後の作品にて唐沢ヒナコと結婚したことがわかります。

・【パワポケ3】シリーズすべてプレイしてきた筆者がパワプロクンポケット3はどんなゲームだったかを語る【解説】




プロペラ団関連の出来事を時系列で見る

ここではパワポケ1〜3までの間にプロペラ団はどういう経緯を歩んできたかを時系列でみていきます。

 

パワポケ1の前

智美が社会人野球の選手だった父親の自殺をきっかけにプロペラ団に入り、工作員96号となる。

 

パワポケ1

主人公が2年生のとき智美が極亜久高校に転入。

 


大東亜学園への妨害作戦に出かけた主人公は智美がプロペラ団という事実を知る。
智美からプロペラ団のことを聞いた主人公は妨害などせず正々堂々と戦うことを決意。

 


主人公はこの年、荒井紀香となかば強引に付き合わされることに。

その後、亀田と智美が付き合うことになる。

 


智美が亀田と付き合い出したのは主人公への当て付けで、紀香と主人公が付き合いだしたことがきっかけだった。

 

3年目の夏の地方大会で大東亜学園が極亜久高校に敗れた日、支部長は智美になぜ試合前に極悪久高校を脅しておかなかったのだと激怒。
組織を裏切った智美を地下に閉じ込める。

 

甲子園決勝の日、智美がプロペラ団に捕らえられたことを知った亀田は手紙を残して救出に向かうが智美が日本支部長を爆殺した爆発に巻き込まれ死んでしまう。

 

以降、智美は日本支部長となり組織の拡大に成功する。

 

パワポケ2

亀田はサイボーグ手術でハイパー亀田として復活し、プロペラ団に従事する。
死んでしまった1の主人公の脳をプロペラ団が回収。

 

モグラーズは日本一に。

 

任月会長と曽根村がプロペラ団へ株を売ってしまい、モグラーズは存続となるが経営権はドリルトーイからプロペラ団に移行。
プロペラモグラーズとして存続が決定したモグラーズ。

2の主人公は他球団へ移籍となり、代わりに亀田がハイパー亀田として頭にプロペラをつけた状態でモグラーズにやってくる。

 

パワポケ3の前

智美を想う気持ちからプロペラ団の一員になった亀田であったが、智美が本当に好きなのは1の主人公と知り、唐沢博士とプロペラ団を脱走。
亀田は唐沢博士とネオプロペラ団を結成する。

 

パワポケ3

主人公はプロペラ島での最終決戦に勝利し、プロペラ島は崩壊。
プロペラ団は壊滅する。

記憶を取り戻した主人公は真相を知り激怒。
亀田のガンダーロボと戦い勝利する。

智美はビッグボスの殺害に成功、その後消息不明となる。




プロペラ団に関係することの補足

プロペラ団とはどんな組織なのか?

パワポケ界の世界最大のプロモーター。

 


全世界の娯楽スポーツを取り仕切ろうとしている組織で世界中に支部がある。

 


有望な新人選手と契約を結び、プロに入れるように斡旋し、契約しない者や反抗する者はつぶしてプロ選手になれないようにする。

新人のほとんどをプロペラ団が供給しており、どこのチームもプロペラ団に逆らえないようにしている。
こうしてあらゆる娯楽スポーツがプロペラ団によって支配されつつあったのがパワポケ3の世界。

 

ちなみにプロペラ団とは略称で、正式名称は「プロフェッショナル・ロウヤーズペイメント・レプリゼンタティヴ」という。
意味はプロ選手の雇用問題法務協会。

 

聖皇学園とはなんだったのか?

簡単に言うと、元々は大東亜学園の離脱者のための受け皿的な高校。

プロペラ団は大東亜学園に将来有望なスポーツ選手を「将来プロに行ける」という言葉で勧誘をしていた。

 


その勧誘した生徒でケガや病気、見込み違いなどでプロのレベルまでパフォーマンスを上げることができない生徒もいたりする。

そんな生徒には契約内容の変更を要求する。
内容は、聖皇学園への転校とプロペラ団が要求する人体実験への同意というもの。
同意しない者には飼い殺しが待っており、大東亜学園を卒業できない仕組みになっている。

 

聖皇学園では大東亜学園のエリート教育から一変した生活が待っている。
過度のドーピングと度重なる肉体改造、過酷な練習メニューと日常生活との隔絶である。

この地獄から這い上がり、大東亜学園のレベルに達したと判断された者は大東亜学園への復帰を許される。
その話を聞いた大東亜学園の生徒は震えあがり、今の自分の環境を守るため練習を必死にがんばるという仕組みが成り立っていた。

 

パワポケ1での正史

パワポケ1の正史では、プロペラ団の中で本命としていた大東亜学園がまさかの地方大会で敗北という結果になり、聖皇学園が別の地区で甲子園出場を決めるということが起こる。

聖皇学園の過酷な日々が精神的にも強靭な選手を作り出していたのに対し、寄せ集めのエリートたちによる大東亜学園は協調性に欠けており、思ったより強いチームにはならなかった模様。

 

聖皇学園の生徒のその後

ゴーグルなしではほとんどの視力を失った野球マスクや、まともな会話能力を失ったネロなど、聖皇学園の生徒たちは日常生活に支障をきたす者ばかりになってしまった。
甲子園大会後、肉体も限界に達しており、ほとんどの選手は野球を続けることができなくなった。

ちなみに野球マスクである猪狩進は加藤理香の手により人間に戻ることはできた。

 

プロペラ団に関係する人たちの補足

プロペラ団日本支部長

プロペラ団創成期より組織に尽力してきた。
戦争で好きなスポーツができなかったという思いから若者への恨みを抱き、高校野球の支配に執念を燃やす。
最終的には智美の手によって爆死。

 

小林安夫(54号)

もともとはプロ野球のスカウトだったが高騰する契約金と、最近の若者の態度に嫌気が差しプロペラ団に入った。
智美をプロペラ団に紹介したのも小林で、両親のいない幼少期の智美の面倒を見ていた。

パワポケ3では幹部にまで出世したが、ふたり目の子供が生まれたのを契機としてプロペラ団を去った。
智美は小林への恩義から一般人のふりをする「草」の任務を与える。
これは裏切り者や脱退者を許さないというプロペラ団のしきたりから小林を守るための配慮であった。
こうして最大の理解者を失った智美はいけるところまでいってみるかと思ってしまう。

ちなみにパワポケ3では54号でなく55号になっている。

 

四路智美(96号)


父親の自殺後、小林に面倒を見てもらっていたが手のかからない子供だった智美はすぐに自立して一人暮らしをはじめる。

プロペラ団内部でも才能を認められ、幹部補佐として、爆薬の扱いや交渉術といった英才教育を受けて育つ。
しかし幼い頃十分な愛情を受けられなかったことと、プロペラ団という特異な組織で育ったことがその後の人生に大きな影響を与えていた。

 

他の工作員

プロペラ団に所属する工作員の多くは普段は別の職業を持っており、命令がきたときだけ活動をしている。
工作員はプロペラ団によるスポーツの健全化を信じ、ほぼ無償で従事するボランティアである。
工作員にはナンバーが与えられ任務中は個人名を知っている相手でもナンバーで呼び合っている。
これはほかのメンバーの個人情報を極秘にするためで、誰かが捕まったときに、芋づる式にほかの仲間が捕まるのを防ぐため。

 

曽根村

ドリルトーイの副社長。
会社の業績アップに努めるがその功績が報われないことに不満を持ち、槌田コーチやプロペラ団と結託して会社の乗っ取りを企てた。

乗っ取り計画を知った任月会長は曽根村に会社を辞めるよう告げるが、「あなたの思うとおりにはいきませんよ」と言い、ドリルトーイの株の半分を売っておいたと告白。
それを聞いた任月会長は実は自分も取引に失敗して穴埋めに株を売ったと言い出す。
そして2人はドリルトーイがプロペラ団のものなってしまったと気付き唖然とするのであった。




まとめ

以上がプロペラ団に関する正史でしたがいかがだったでしょうか?

今回まとめたもの以外にプロペラ団の残党などがおり、後のシリーズに新たな組織などが生まれ、よりストーリーは複雑になっていきます。

その辺のことがいまいち理解できていない人もいるかと思いますのでいずれはDSシリーズなどの解説記事も書けたら書いていこうと思っています。

では、今回はこの辺で。

記事がいいと思ったらTwitterやブログなどでご紹介していただけたらなと思います。

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