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【パワポケ1】パワポケRが発売ということで原作とリメイク作品の1を振り返る【解説】

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20211125日にパワポケ1と2をリメイクした『パワプロクンポケットR』が発売されます。

パワプロクンポケットシリーズは全て発売日に買っていたくらいのシリーズファンだったのでこのリメイク発表はとてもうれしかったですね。

そこで今回はパワポケ1を当時の思い出を交えながら、

・原作はどんな特徴があったか

GBA版はどんなリメイクだったか

を振り返ってみようかと思います。

それではいってみましょう。




GB版の特徴

99年4月の発売ということでGBCが発売されており、当時は多かったモノクロとカラーの両対応ソフトになっています。

 

この作品では一部のCGがモノクロとカラーで違うところもあったりするので見比べてみるのもおもしろいかも。

本家ナンバリングだとニンテンドー64のパワプロ6に対応しており、パワポケ1で作成した選手のパスワードを入れるとパワプロ6に連れてくることもできました。

また64には64GBパックというものがあり、これにパワポケ1を差し込むとパスワードを入れないでパワプロ6に移行させることもできましたね。

 

ちなみに当時は雑誌などでパワプロの大会があり、パワプロ6で投手を育成して野手はパワポケ1で育成するのが強いオリジナルチームを作る基本でしたね。

パワプロ6はサクセス中、1打席でも三振すると「三振」のマイナス特殊能力がついてしまうことが多く、追い込まれたらとにかくバットを振って当てないといけないというもはや昔のPL学園かのような謎の緊張感がありましたよね。

サクセス

サクセスの育成面での話をするとパワポケ1では野手の強い選手が作りやすく、投手はがんばってもそこそこの選手しかできないという特徴がありました。

この頃のサクセスは投手の場合、ポイントで能力を上げるのではなく、球速練習、コントロール練習、変化球練習と各練習を行い、見えない数値を上げていくとそれぞれ能力が上がっていくというシステムでした。

スタミナとコントロールはある程度簡単に上がっていくんですが、球速は145キロあたりから急激に伸びにくくなっており150キロにするにはコントロールを犠牲にしないとなかなか到達できなかったですね。

まあ当時のプロ野球でもMAX149キロを投げれば本格派と言われていた時代だから仕方ないかもしれないですが。

超打高のゲームシステム

試合のシステムとしてはシリーズNo.1の超打高ゲームとなっています。

パワーAがミート打ちでちょっと上っ面こすればホームランが量産されるレベル。

金属バットでプロがリトルリーグの球場使ってやってる感じで、場外も連発します。

特にサクセスラスト試合は自軍の選手が育ちきっているせいで野球マスクさんはフルボッコに(笑)

 

「こんなリトルリーグみたいな狭い球場でやってるからだ」という言い訳もこのゲームなら通用するでしょうね。




GBA版のリメイクではどんな違いがあったか

2004年、今回のパワポケRのようにGB版の1と2がセットになってGBA版でリメイクの発売がありました。

このときの最新ナンバリングは6となっており、試合のベースシステムや能力値、特殊能力は6と同じ仕様になっています。

 

GB版から何が変わった?

サクセスに関わる主な変更点

いろいろ変わっているところはありますが、サクセスの面で大きな変更点は、

・アルバムモードやミニゲームモードの追加

GB版になかった超特殊能力があり、それにより特殊なイベントが追加された

・2から登場したラブスコープの機能が追加され、GB版では見れなかった彼女候補の好感度が見られるようになった

 

個人的にはアルバムモードやミニゲームモードの追加が1番うれしい要素でしたね。

アルバムモードはパワポケ4から実装され、エンディングを収集するという育成とはまた別のやり込み要素となっています。

これはシリーズの楽しみ方の1つで、個人的にもこれを埋めることが毎作の楽しみだったのでよかったですね。

またGB版のパワポケ1ではミニゲームをサクセス外でプレイできず練習などもできなかったため、こちらも追加されたのはよかったかと。

 

GB版との最大の違い

上で紹介したのはシステム面での違いでしたが、個人的に1番違いを感じたのはとにかく試合がきついということでしたね。

コツさえ掴めば負けることのほうが珍しかったGB版に比べ、今回は普通に負けることも結構あります。

 

試合のシステム

このリメイクは上で紹介した通り、試合のシステムベースがパワポケ6になっています。

このパワポケ6の試合のベースシステムはシリーズの中でも非常に野球ゲームとしてバランスや調整がしっかりされていることでファンからも評価が高かったりします。

しかし逆を言えば、システムの穴をつくことができなくなっており、純粋に能力値で難易度が変わることになっています。

実力勝負ならいいじゃん、甘えんなと思いますよね?

僕もそう思いますがこのリメイク、その能力値に致命的なことが発生しているんです。

 

バグで仲間のパワーが一切伸びない。

驚くべきことに試合に勝つと「チームメイトが成長した」と表示されてもなぜかパワーだけは初期値のまま一切成長しないんですね。

ラストの試合でもパワーは初期値のままです。

GB版ではこんなに成長していた彼らのパワーもご覧の有り様だよ。

必然的にパワーAにできるのは主人公のみで、他はコツコツヒットを狙って戦わないといけないようになっています。

リード時で始まる試合はまだいいんですが、逆転しなければいけない試合が特にキツくなってしまうんですね。

 

ということは、

ラストの聖皇学園が鬼仕様になっています。

パワポケ6のUSスーパーヒーローズに近い難易度となっており、かなり勝つのが難しくなっています。

レトロフリークだと試合画面が見やすいせいか多少マシなんですが、GBA本体ではバックライトがないため画面が見にくく、打つ瞬間にボタン押すことでミートがずれたりするので難しさが上がっていましたね。

GBA本体って今使ってみるとよく当たり前のようにあの暗い画面でゲームしてたなって思っちゃいますね。

本当に最近のゲームは遊びやすくなったもんだ(笑)




まとめ

というのが原作とリメイク作品の違いだったんですがいかがだったでしょうか?

この記事を書くにあたりGB版とGBA版それぞれプレイしましたがやはり今でも楽しめましたね。

そんな子供の頃に遊んでいた作品が新たなグラフィックでプレイできるというのはやっぱり楽しみです。

では今回はこの辺で。

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