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今回は、パワポケ3のことを語っていこうかなと思います。
・【パワポケ1】パワポケRが発売ということで原作とリメイク作品の1を振り返る【解説】
・【パワポケ2】シリーズ全作プレイしてるパワポケファンの筆者がパワポケ2のGB版とGBA版の違いを語ります【解説】
以前「1」と「2」の記事もあげていましたのでどうせならシリーズ全部語っていけたならなと思い、書いてみました。
それではいってみましょう。
GBAのローンチタイトルとして登場

2001/03/21のGBA本体と同時に発売されたのが今作になります。
僕が唯一ゲーム機本体を発売日に買ったのがこのGBAで、理由もこのパワポケ3をプレイしたかったからですね。
パワポケ3→タクティクスオウガ外伝→逆転裁判の流れでその年はGBAをプレイしてたのを覚えています(笑)


また後のパワポケシリーズへ受け継がれる超特殊能力が実装されたのも今作がはじめての作品となっています。
サクセスはどんなストーリーか

今作はパワポケ1の主人公がまた主人公として登場している作品となっています。


正史として、パワポケ1で見事甲子園優勝を果たしプロ野球選手になった彼ですが、つまらないことでポックリ命を落としてしまいます(笑)


その3年後、主人公をマッドサイエンティストの唐沢博士と親友の亀田がサイボーグとして復活させるところからはじまるというものになっています。

今作はパワポケ1から暗躍していたプロペラ団に大きく焦点を当てており、末路を描いたものとなっています。
形としてはパワポケ1〜3をプロペラ団3部作と呼んでおり、逆転裁判1〜3の成歩堂3部作のようなシリーズを通して大きなストーリーに決着がつくものとなっています。
サクセスの難易度が高い

個人的なこの作品の印象は、初見での表サクセスの難易度がシリーズNo.1なのではないかと思えるくらい高いと思ったことですかね。
初見でクリアした人はほとんどいないかと思います。
コツを掴めばクリアも簡単になり、オールAも安定して作れますが、それ以上の能力になると運の要素も出てきたりするのが特徴ですかね。
運ゲー要素
お金
初見は1年目すらクリアが難しく、僕も当時買ってプレイしたときはゲームオーバーになったのを覚えてます。

1年目はお金を貯めて、パーツを買って一定の能力まで上げないといけないのですが、そのお金がなかなか貯まらなく期間までに間に合わせるのが難しくなっています。


ジャンク屋でドリルかシールドを買うとクリアには余裕の資金が貯まるのですが、この2つのアルバイトは事故などによりパーツが壊れたり、場合によってはエネルギー切れで死亡してしまうこともありそこは完全に運ゲーとなっています。
仲間


また仲間にできる選手も一部がランダムで、1回のサクセスで全員を仲間にできるかも運となっています。
今作はまだアルバムモードがない作品なのでコンプなど必要なく、そこまで重要ではないですが仮にあったとしたら結構苦労するかと思います。
ただ全員集めるとパワポケ1~3のオールスターみたいなメンバーになるので揃えることができたら熱いので1度は狙ってみることをオススメします。
特殊能力

特殊能力はジャンク屋で購入することで付けることができますが、こちらも何が売っているかは運なので欲しい特殊能力が一向に出ないなんてこともあります。

また買えたとしてもサクセス中は基本的に「防水スプレー」や「金目のもの」などをたくさん持つことになるため、所持できるパーツ数が限られます。

クリア後は基礎能力パーツしか買えないため、特殊をたくさん持ってクリアしたいならサクセス中は基礎能力パーツはあまり持てないんですね。
当然主人公の能力が下がるので試合が少しきつくなったりはしますので、そこもバランスをとりながらプレイするのも慣れるまでは大変かと思います。
野球システム

GBからGBAの移植1作目ということで野球システムはかなり粗さがあったりします。
ロックオンパーツが必須

サクセスで普通に打っていくならロックオンパーツがないとろくに打てなかったりします。


ちょっとでも芯からずれると鉛を打ったようなヘナチョコ打球が飛んでいきます。
ロックオンパーツを付けると打球速度が-10になる仕様ですが、トータル的にはつけておいたほうが絶対いいパーツとなっています。
ちなみにサクセスでのロックオンパーツは無料で手に入れることができます。


製造番号が「3→7→11→15……」のときジャンク屋へ行き、「この店にないもの」をくれと選ぶともらえます。

サクセスではドリルとこれを調達するのがまず選手を作成する上で必須かと思います。
穴はバント戦法


打席に入ったらサード方向に矢印を指定しておき、ボールが当たる寸前にバントしサード側に転がると内野安打が量産されます。
投げられたコースによってはフライになったりファールになったりするので確実な戦法ではありませんが、モブキャラのような普通に打っても期待値が薄いキャラは狙ってみるほうがいいと思います。
肩がAの投手なら確実にノーヒットノーランを達成可能
今作の野球システムで対策不可となっており、最大の欠点は、肩がAの投手が三塁に牽制すると必ずアウトになるという仕様です。


ご覧のように三塁に牽制すると必ずアウトになります(笑)
ですので四球でランナー三塁までためて、延々と牽制しておけばノーヒットノーラン確実となっているんですね。
ただサクセスで作る投手は肩を13のBまでしかあげれないんでサクセスでは使えない技なのはまだよかったところ。


プロ野球選手なら西武の松坂やヤクルトの石井一久が肩Aになっており、実質この2人の専用技となっています。
その他の特徴
ではここからはちょっと変わったことの紹介。
ロットに初期版、後期版がある
今作はロットで初期版、後期版があります。


初期版は00など数字だけが彫られており、後期版は数字とアルファベットが彫られてるというのが見分け方となっています。
ロットの違いを簡単に説明すると初期版では、
・叶野ミキルートがバグでフリーズしアルバムがみられない
・特定の操作をするとリセットペナルティがカウントされず何度も可能
といったことがあります。
ただ総合的なことを考えると買うときは後期版買ったほうがいいかなと思います。
あるいはメタルマックス2改やFF4みたいにレア化するかわかりませんが、両方持っておくのはありかもしれませんね。
パスワード

このゲーム亀田が本当にうざかったりします。

そのせいかこういうパスワードも入ったり。


ちなみに能力はこちら。
このパスワードは初期版、後期版の両方で入りましたので開発側もバグという認識はしていなく、意図的に入れたということなんですかね(笑)
こういう遊び心、僕は好きです。
例のキャブレラ

パワーDですね。
知らない方に一応補足しておくとこの翌年に55本の当時の日本記録の本塁打を放つ西武のカブレラです。
このときの表記はなぜかキャブレラ。
まとめ

ということでパワポケ3のご紹介でした。
今作はシリーズがGBからGBAの移行ということでしたが表サクセスが難しかったり、裏サクセス事態がなく、野球システムも粗さがあったりと色々時間が足りなかったんだなと思わせる部分があった作品ではありました。
しかしサクセスのストーリーは相変わらずよくできています。
特に死人が数多く出ており、ダークな部分ではシリーズでもトップクラスかと。

個人的には智美の個別ルートはシリーズの中でもかなり好きな部類ですね。
逆転裁判1〜3みたいなシリーズを通してプレイしてきているとより楽しめる内容になっています。
残念ながら智美の個別ルートは正史のルートではないのですが、ぜひパワポケRをプレイしたらこの作品もプレイしてみてほしいですね。
次回はプロペラ団関連をまとめた記事を上げる予定ですのでよろしければまた当ブログを読みに来てください。
では。
↓あわせてお読みください↓
・【パワポケ1】パワポケRが発売ということで原作とリメイク作品の1を振り返る【解説】
・【パワポケ2】シリーズ全作プレイしてるパワポケファンの筆者がパワポケ2のGB版とGBA版の違いを語ります【解説】
・【パワポケR】知っているとより楽しめる パワポケ1・2の豆知識
・【パワポケRのその後】プロペラ団の歴史をわかりやすく解説してみました【正史】