「ドラゴンクエストI&II」のHD-2Dリメイク版が2025年10月30日に発売されました。

昨年発売された「ドラゴンクエストⅢ」のHD-2Dリメイク版の実質続編となる今作。
その「ドラクエ3」が発売後にいろいろなことで批判を浴びていたことから今回の「ドラクエ1・2」はシリーズファンでもとりあえず様子見の声が出るほどでした。
そんな今作を裏ボス撃破の完全クリアまでプレイしましたので感想記事を今回は書いていこうと思います。
- 買うかどうか悩んでいる人
- どういった違いがあったのか
こういったことを気になっている人の参考になると思いますのでぜひご覧ください。
まず買うべきなのか?
まず今作を買うべきなのか?
個人的な意見としては「買ったほうがいい」ということです。
発売日に買いましたが、定価約7000円くらいの元は十分取れたと思いますし、買ってよかったと思いましたね。
僕も「ドラクエ3」に不満がなかったわけでもなかったし、どちらかと言うと不安のほうが大きい感情でいました。
しかしそういった感情を持っていても今作は買ってよかったと思えるくらいの出来だったかと。
なぜそのように思えたかいくつかありますが、
- 追加ストーリーと深堀がよかった
- キャラに個性をしっかり感じた
- 不満だった戦闘バランスの改善がしっかりされていた
この辺が大きな要因かと思います。
1つ1つ見ていきましょう。
追加ストーリーと深堀
まず今作の大きな特徴かと思う追加ストーリーと深堀。

「ドラクエ1・2」はファミコン時代にオリジナル版が発売されたことにより容量の問題からストーリーは割と速足で出来上がっています。

そういったストーリーに対して深堀があったり大きな改変や追加が今作には多々あります。
このような大幅な改変は場合によって完全別ゲーと思われて最悪の評価にしてしまう可能性もあったかと思います。
しかし今作の改変や追加はいい方向に働いていたと個人的には思いました。

例えばオリジナル版では重要アイテムでありながらあっさり取得できるものが結構あったりしました。
そういったものに対して深堀や追加ストーリーで味がついている感じになり、しっかりと重要アイテムとしての威厳が出たように感じましたね。

特に「ドラクエ2」の紋章は簡単に手に入らなくなってる分、重みのあるアイテムの印象を持たせていたのはよかったかと思います。
よっぽど「ストーリーはオリジナル完全再現以外は認めない」という意見の方以外は楽しめるかと思います。
キャラに個性をしっかり感じた
また各キャラにも個性がしっかりついており、どのような性格だったのかがとてもわかるようになっています。

特にムーンブルク王女は作中でもとても厳しい運命を背負っての旅となっていますが、そういった経緯からの心境や性格がよく表現できていたのかなと思います。

またオリジナル版ではポッと出で終わっていた悪霊の神々たちにもそれぞれ個性が出ていたのもよかったかと思います。
プレイした方はわかるかと思いますが、特にバズズには愛着が湧いた方は多かったのではないでしょうか?
戦闘バランスやシステム面の改善
ドラクエ3で1番不満が出ていたかもしれないバランス。

「指笛ですか、笑っちゃいましたね」と思えるくらい強かった「まものよび」の影響で脳死でプレイしててもボスに勝てたりと緊張感がなくなることもありました。
こういった面に対して今作はしっかり対応しており、ちょっと考えながらコマンドを選ばないときついボスもいたりします。
また適正レベルでなくても装備を変えたりすることで勝機が見えてくるようになったりもする場面もあっておもしろく感じましたね。
ただ「1」のほうは若干「うけながし」が強く、一部のボスにはそれだけで事足りたり、一気に情勢が変わったりすることも。
1人VS複数敵という今作特有のシステムにより、物理が強みの相手には特に効果抜群になってしまう感じでに。
まあ魔法系の相手には意味のないものですし、RTA勢の方にはチャートの組み込みに便利な技だとは思うのでそこまで気にしないでもいいかとは思われますけどね。
その他オリジナル版との違い
サマルトリア王女の加入

一番わかりやすい違いがサマルトリア王女の加入。
今作が発表されたときに大きな話題となりましたね。

オリジナル版ではモブに近い役割での登場でしたが、今作は純粋な仲間キャラとして登場します。
よくよく考えればここの王女もロトの子孫なのでたしかに一緒に来ないのはおかしな話ですよねということで仲間キャラとして登場。
この点だけでも結構別ゲー感はありますよね。
サマルトリア王子バカ強い
オリジナル版では「てつのやりさん」「器用貧乏」などと呼ばれ、いまいち扱いの悪かった彼ですが今作は大幅強化されなくてはならない存在となっています。

「じゅもん」も「とくぎ」も最強クラスの技を覚え、実質王道の勇者の力を得た感じ。
オールラウンダーとして最高の働きをしてくれるようになりましたね。

「ドランゴ引換券」、あとはお前だけだな。
一部呪文が巻物によって手に入る
今までのドラクエではレベルアップやスキルなどで呪文や特技を取得してきましたが今作はそれ以外にも巻物でも取得が可能に。

主に城や町の本棚にアイテムとして落ちており、使う使わないは任意となっています。
これは特に「2」のほうで誰に覚えさせるかで戦略を変えることができ、周回プレイでいろんな戦略が楽しめる仕様になっているかと思います。
「1」は主人公しか使う人がいないので実質手間を与えられてるとも見れますが縛りプレイとかしたい人にはありがたいシステムになるのかもしれません。
ただ基本的に巻物は強力なものが多々あり、使わないとだいぶ苦労することにはなるかと思います。
まとめ
以上が個人的に感じたことになります。
買うかどうか悩んでる人に対しては「買って問題ない」と個人的に言えます。
- ドラクエ3で感じた不満点は改善
- オリジナル版では説明不足だったりあっさり消化されていたものへの肉付け
この点が十分納得できる出来だったことは特に大きかったですね。
オリジナル版にてネットでいろいろな考察が出ていたものへの公式の答えもいくつかあり、シリーズファンだからこそ楽しめる要素もあります。
気になった方はぜひプレイしてみてください。
その他ネタバレ含む感想は記事下に記載しておきます。
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |


気になったこと(ネタバレ含む)
一応マイナス面というか気になったことを。
といっても現在書けることでは1つくらいしかないんですけどね。
11月いっぱいは裏ボスの情報は書けないので1つだけですが、後日追記するかもしれません。
主人公であるローレシア王子がわりと空気
脳筋王子としてオリジナル版や今までのリメイク版では圧倒的アタッカーとして存在感を放っていた彼ですが今作では周りの仲間キャラが強くなったせいか存在感が薄めに。
渾身斬りを覚えてからはひたすらそれだけぶん回していくスタイルで、彼の役割に幅がないようには思えましたね。
そしてストーリーでも「脳筋」というコンセプトを「ロトの血を引く王子なのに魔法が使えない」というコンプレックスにして見せていくというスタイルにしていました。
しかしこういった側面を周りに煽られたりするくらいのちょろっと見せていくだけのもので本人はそこまで気にしてる感じに見えなかったのは残念だったかな。
ストーリーでそこにも焦点をあててるとよかったかなと。
もっとコンプレックスに焦点をあてて、それを払拭したときにとんでもない高火力の剣技を覚えるくらいのものはあってよかったんじゃないかなあと思いましたね。




